雑感 thoughts
2009/11/06
恵庭市長選、公開討論会
恵庭青年会議所主催の市長選立候補予定者、公開討論会に参加してきました。
これまで新聞報道で、マニフェストの策定状況や、各団体からの質問への回答など
見てきましたが、やはり候補予定者自身の言葉が、その思いを一番伝えてくれると思います。
全体としては、
「与党慣れ」と「答弁慣れ」という印象を持ちました。
原田さんは、道議会での与党議員として、現状を踏まえての話が得意。
中島さんは、議会での厳しい質問への答弁でもまれ、質問を自分のしたい話に
持っていくのが得意。
それぞれの持ち味だと思います。
市の現状という点では、当然現職の中島さんのほうが個別の話はわかっていると
思うのですが、商店街の活性化のこと、農業のことなど、これまでの4年間で
なぜできなかったのか、などはあえて触れていないようにも感じました。
原田さんは、何度かマニフェストのお話をされていましたが、支援者の方たちで
作ったものが、まだ自分のものとして、消化しきれていない印象を持ちました。
なんとしても、という強い意気込みはあまりないようにも思います。
職員がのびのびと働けるようにということはかなり強調しており、議会との関係や
行政運営は今よりも円滑になるような気がします。
残念だったのは、「相手に聞きたいこと」が出なかったことです。
宮脇先生は大変的確に双方に質問をしてくださっていたと思うのですが、
せっかくの「討論会」なのですから、政策の整合性や明確でない部分など、
本人から相手に聞くべきことがあったのではないかと思います。
みなさんはどうご覧になったでしょうか。
いずれにしても、大変参考になる討論会で、企画していただいた青年会議所の
みなさんに感謝いたします。
告示も間もなくで、非常に難しい判断になるわけですが、この討論会と、各団体への
質問の回答、告示後の演説などを参考に最終的な判断を行いたいと思います。
皆様のコメントを受け付けております。