議会報告 report

2024/04/10

将来にわたって美しい街を

 今回の議会では、私は予算の代表質問に加えて、①将来像の共有、②補聴器、③障がい者虐待の防止の3点について一般質問を行いました。

新市街地整備における将来像の共有について

 恵庭市では、1996年(平成8年)に策定をした第3期総合計画から「緑」を、2006年(平成18年)の第4期からは「花」を将来都市像に加え、豊かな自然環境をひとつの柱としてまちづくりを進めてきました。市民主導の花のまちづくりを基礎に2008年(平成20年)には景観形成基本計画を策定し、景観形成の指針を示しました。

 全国・全道的には人口が減少に転じる中で、恵庭市は市制施行以来、人口が増加しており、近年は外的要因もあり、市街地拡大への期待もあります。また市街化調整区域においては、(盤尻地区の)観光構想が掲げられており、自然環境とのバランスを維持していくためには、自然景観、都市景観を含めて、統一的に誘導や規制を行っていくことが求められています。

恵庭市景観形成基本計画(概要版)https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/soshikikarasagasu/kikakushinkoubu/machizukurikyotenseibishitsu_machizukurisuishinka/shinokakushukeikaku/1/1/894.html

 2008年に策定した景観形成基本計画では、景観法に基づく景観計画に向けたステップを定めていますが、基本計画から16年という年月や、ガーデンフェスタの開催など、次の段階に進むための機は熟したのではないかと思います。

 また、景観以外にも、より具体的に将来の都市機能等の誘導や交通網がどうなっていくのかを市民と共有していくためには、立地適正化計画の策定が有効です。これについては7年前から何度も訴えてきましたが、ようやく計画策定に向けた検討が始まることになりました。

皆様のコメントを受け付けております。

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