活動報告 activity
2009/04/10
臨時会の議案(補正予算)
臨時議会の議案が提示されました。
とてもおかしな話だと思うのですが、議案の配布は7日前までと申し合わせ
事項で決まっています。ところが、臨時会議案については、この限りではない、
としており、当日配布する通例になっていたようです。
今回の臨時会議案は本日の16時過ぎに配布されました。
私たちは16時から17時半ころまで合同の会派説明に入っていたため、
議案を目にしたのは、17時半を過ぎてからでした。
金曜日の終業後に議案をもらっても、その中身を事前に確認することは
できません。本会議で、委員会でしっかりと質疑をすればよいのですが、
これまで補正予算の審議で十分な審議時間が取られて来たとは言えません。
限られた時間の中で、ポイントをついた質疑をするためにも、検討する
時間はある程度必要だと思います。
私の主観ですが、問題があると思う部分だけアップロードしておきます。
前回も反対していた
「緊急経営安定対策融資」が、経済団体の要望を受けて、期間延長となる
ようです。
前回の「緊急」の実績は44件。
100年に1度の経済危機で、100件を想定したわけですが、前回の
拓銀破綻のときよりも融資件数は少なかったわけです。
その検証もされないままに、また理念のない経済政策が繰り返されます。
前回はまだ、年度末の資金繰り需要という理由がありました。
今回延長の期限となる9月までで、何か状況に好転が見られるのでしょうか。
前回の反省から変わった点は返済の負担が重いから、融資期間を5年に
したということです。むしろ、先の見通しは難しくなり、金利負担も大きく
なります。
プレミアム商品券と併せて、
いつまでも行政依存から抜け出せない悪循環が続いてしまいます。
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<参考> 万円単位
補正予算の事業(一般財源←地域雇用創出推進基金繰入金)1953万
交通指導員設置事業費 125万円
市中小企業振興対策融資利子補給金 327万円(債務負担は923万円)
プレミアム付商品券発行事業補助金 1500万円
(緊急雇用創出事業) 1914万円
観光・イベント推進事業費 83万円
防風林整備事業費 467万円
姉妹都市30周年記念事業費 42万円
公共施設予約システムデータ整備事業費 96万円
街路緑地景観整備事業費 116万円
防火安全対策普及事業費 168万円
地域福祉サービス生活実態調査事業費 74万円
スポーツ振興計画策定事業費 170万円
体育施設安全点検補修事業費 149万円
学校施設安全点検事業費 101万円
市民駐車場緑地環境整備事業費 259万円
畜産総合施設維持管理事業費 184万円
(ふるさと雇用再生特別対策事業費) 3340万円
「恵庭花の旅」商品企画事業費 2000万円
商店街活性化事業費 1339万円
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