2015年の記事一覧Archives
選挙
2015.04.25
2015年恵庭市議選のまとめ(かしわの)
最後のお願いは致しません。
明日からの4年間、みなさんから見た恵庭の課題をぜひ一緒に考えてください。
今回の選挙に関する判断材料をまとめてみました。
それぞれの立候補者を見ていただき、みなさんの考え、期待する政策の近い候補者をぜひ選んでいただければと思います。
○選挙公報
・2015年の恵庭市議選選挙公報
・2011年の恵庭市議選選挙公報
○かしわの大介の訴えている政策について
・ごみの値上げに反対します【政策その1】
・子育て・教育予算の拡充をはかります【政策その2】
・高齢者が活躍できるまちづくりを目指します【政策その3】
・動きが見える議会をつくります【政策その4】
○公開質問状
・公開質問状への回答1【恵庭・原発ゼロの会】
○選挙制度について
・なぜ自転車で遊説を行うのか
・選挙公営制度について(公費負担)
○立候補者ウェブサイト(立候補届けに記載のあるもの。届出順、敬称略)
・かわまた洋一 http://www.kawamata-yo.com
・いのぐち信幸 http://www.ne.jp/asahi/ino/inosun/
・かわはら光男 http://ikiiki.org/
・ささまつ京次郎 http://www.sasakyo.com
・かしわの大介 https://kashiwano.info
○立候補者ウェブサイト(立候補届けに記載のないもの。届出順、敬称略)
・市川しんじ 確認できず
・野沢ひろき http://www.komei.or.jp/km/eniwa-nozawa-hiroki/
・前田たかお http://maeda-takao.com
・むとう光一 http://ameblo.jp/hikaru-eniwa/
・わしだまさひろ 確認できず
・堀内やすぶん 確認できず
・小橋かおる http://blogs.yahoo.co.jp/kohashikaoru
・佐山みえ子 http://sayama-mieko.jimdo.com
・藤田しゅんすけ 確認できず
・前仏まさる http://www.dpj.or.jp/member/2415/
・榎本あつひさ http://www.dpj.or.jp/member/3850/
・しょうだ洋 http://hannthinng.exblog.jp
・はせふみ子 確認できず
・岩井利海 http://blog.livedoor.jp/gliding_flight-joe/
・大野のりよし 確認できず
・さいとう良弘 確認できず
・高橋 みち子 http://www.komei.or.jp/km/eniwa-takahashi-michiko/
・たかは 茂 確認できず
・林 けんじ http://blog.livedoor.jp/eniwa_hayashikenji/
・早坂 たかとし http://www.hayataka.com
・伊藤 まさのぶ http://itoumasa.web.fc2.com/yi_tengmasanobu_hou_yuan_hui/
今回の選挙に関する私の全ての記事は、カテゴリ「セイジネタ」でご覧になれます。
選挙
2015.04.25
一人一人の声を届けます
今回の選挙を通じて、たくさんのご意見をいただきました。
自転車での遊説は、みなさんとの距離が近く、お話を伺う機会も多くあります。
私は、組織や団体に属していない一人一人の意見を届けていきたいと思っています。
そのためには、駅などでの議会報告も重要ですが、ネットを活用した方法もとても利便性が高いです。
ネットの双方向性を活かし、一方通行ではない議会活動を目指します。
期間前にいただいたものも含めて、このようなご意見がありました。
せっかくのネット選挙解禁、明日の夜もできる限りご意見、ご質問にお答えしていこうと思っていますので、判断材料として、コメントやメールなどいただけたらうれしいです。
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・エコバスのルートについて
・エコバスの便数について(特に土、日)
土日の便数減、イベント対応などについては、私も感じていたことがあり、やはり同様の意見をお持ちの方が多いようです。
特に車を手放した方や、車を使わない方たちの移動手段の確保は、地域の活性化のためにも大切なことなので、効率だけではないルートと便数の確保が必要だと考えています。
・恵み野会館と恵み野憩いの家の駐車場について
指定管理者が別であることで硬直的な運用がされている様子。
まずは実態を調査した上で対応したいです。
・乳幼児医療費助成について
・乳幼児医療費助成の対象医療機関について
現在就学前までとなっている通院の部分の拡大を求めていきたいと思っています。
市外の医療機関の払い戻し対応については、市内医療機関の利用促進とのバランスを考えていきたいと思っています。
・乳幼児のおむつ用袋の支給について
保育園で見ていても、多くのお子さんを連れた方たちから聞いても、2歳でおむつが取れる子は少数派であると思います。
枚数の検討の余地はあると思いますが、支給年齢の拡大(2歳→3歳)を求めていきます。
・農業公園と農業観光について
農政についての理解が十分でないところがありますが、恵庭でもすでに先進的な農業観光の取り組みが始まっているので、現状を学んだ上で実現の可能性を探っていきたいと思います。
これ以外にも、保育園関係のお話、特別養護老人ホームの整備、開発から年数が経過した地区の道路補修、図書館の駐輪場、ふるさと納税の活用、下水汚泥堆肥の活用、民間公営住宅の活用、などなど、たくさんのご意見やご提案を伺いました。
選挙
2015.04.24
動きが見える議会をつくります【政策その4】
先週から、だいたい朝6:30〜8:20くらいの間、駅に立っています。
私にとっては、8年前に市議選への立候補を決めてから、政治活動を始めた原点の場所。
それは、恵庭出身ではあっても、これまで大きなつながりを持っていなかった私にとって、そこを通る1人1人の方と出会える場所。
選挙が終わったあとも、必ず定例会ごとに議会報告のチラシをつくり、お渡しをしてきました。
ここ4年間は政治活動をお休みをしていたので、ずいぶんと間が空きましたが、それでも中には覚えていてくれる人もいます。
私は、あらためてこの駅前であいさつをすることで、今後も議会報告を続けることをみなさんに約束しているつもりですが、もちろんそういう言葉は発していませんので、伝わってはいないと思います。
定例会毎に、必ず議会報告を発行します。そしてそれを駅など広くみなさんにお渡しします。
自分が最近立っていなかったので、はっきりしたことはわかりませんが、雰囲気からみて、他の方たちも普段は立っていないように思います。
大人数で来て、大きい声を出している姿は、結構圧迫感があると思うのですが、候補者の方ってそういうことが気にならないのでしょうか。
入り口とかの近くに大勢いるのは、自分が通るときは嫌だなーって思います。
もちろん、私も配慮が足りなかったり、自転車で走っていて、ご迷惑をおかけしている場面もあるかとは思います。
でも、選挙の直前や期間中にやるよりも、普段やったらいいのにと思うのは私だけでしょうか。
過去のかしわのレポートはこちらからダウンロード可能です。(mac→winでフォントが崩れているものがあるかもしれません)
https://kashiwano.info/#nav_09
選挙
2015.04.23
高齢者が活躍できるまちづくりを目指します【政策その3】
人口減少の中で、さまざまな世代がつながり、安心できる地域づくり。
私が住んでいる恵庭小学校区では、子ども達が家庭を離れて自分たちで食事の支度や生活をする「えにわ通学合宿」を行ってきました。
これまで恵庭小学校、和光小学校、柏小学校の3校が合同で行ってきた「えにわ通学合宿」が10年の区切りを迎え、より地域に密着した行事としてそれぞれの小学区ごとにわかれて生まれ変わりました。
恵庭小地区でも多くの町内会・PTA関係者のご尽力があり、盛会のうちに終了しましたが、プログラムの中で、孫以上に歳の離れた経験豊富な方々に、知恵や協力をいただいたことが多くありました。
通学合宿の主な参加者は子どもたちですが、子どもたちの学びには大人の手が必要です。
子どものための学びや遊びを支える行事に多くの大人が関わり、作り上げていくことで、あらたなつながりが生まれています。
地域のコミュニティを再生していく上で、また、地域の担い手となる人に引き継いでいく上で、多くの経験と知識を持つ高齢の方の参加は不可欠です。
子ども同士、大人同士、大人と子ども、地域のつながりは、そこに住むすべての人に安心をもたらします。
多様な世代がひとつになれる機会を学校や地域で増やしていくことは、子どもにとっても、大人にとっても、
学びやいきがい、自らが関わり、住みつづけたいと思えるまちをつくる一歩であると信じています。
通学合宿や、プレーパークなど、世代を超えて学び合える事業を積極的に推進します。
選挙
2015.04.20
子育て・教育予算の拡充をはかります【政策その2】
経済成長の時代であれば、次々と新しい事業を求め、あれもやります、これもやりますということが言えた時代もあったのだと思います。しかし今は人口もピークに近づき、まもなく恵庭でも人口のピークを迎えることが予想をされています。
こうした中で、政策、予算の面でも優先順位を明確にしていく必要があります。
私は以前市議を務めていたときにも、子どもたちに対する負担をかけないこと、可能性と個性を伸ばせる教育を充実させていくという視点で、議案審議に臨んでいました。
例えば思い出す議案は、
2008年の12月議会で、「恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定について」が議題となったときのことです。
詳細については、一番下に議事録を引用しますので、ご覧ください。
私はもともと子どもたちの教育のための施設である学校の体育館を、
放課後に少年団の活動などで子どもたちが使うのに費用を負担をしなければならなくなるという条例案に反対の立場でした。
ただ反対をするのではなく、財源の部分も含めた上で、整合性を取りながら対案となる修正案を提案しました。
市が提案をしたのは、大人が1時間あたり300円、子どもが1時間あたり150円という料金設定でした。
それに対する我々の修正案は大人を1時間あたり350円とする代わり、子どもの費用負担はなしとする案です。
なお、試算では、年間の必要経費を利用実績で割った1時間あたりの費用は332円ということですから、当初案と比べても大きな引き上げではありません。また、本来子どもの施設であるものを、大人が借りるために、費用を多めに負担をするということは私は当然のことだと考えております。
議事録を見ていただくとわかる通り、120万円という予算の一部を賄うために、子どもたちから料金を取ろうとしているわけです。
子どもたちのスポーツ環境の充実を選挙で訴えるならば、大きな予算を投じて新しいスポーツ施設を作る前に、
今ある施設を子どもたちに使いやすくすることの方が先ではないでしょうか。
具体的には乳幼児医療費助成の拡大など考えていることもありますが、市に提案をするということは一般質問だけで行うことではなく、しっかりと市民とともに練り上げた条例案を持って、他の議員と議論を深めていくことが必要なのだと私は考えています。
私は、子育て・教育予算を最優先に考えます。
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○議事録
【 平成20年 12月 定例会(第4回)-12月16日-委員長報告、質疑、討論、採決-06号 】
△審査報告第1号
○笹松京次郎議長 日程第26 審査報告第1号、総務文教常任委員会付託案件審査報告、議案第6号、議案第7号、議案第13号、議案第14号、議案第15号及び陳情第8号、以上6件一括の報告であります。
総務文教常任委員長の報告を願います。
田中芳憲委員長。
◆田中芳憲総務文教常任委員長 -登壇-
審査報告第1号、総務文教常任委員会付託案件審査報告。
第2回定例会及び本定例会において付託された案件について、委員会は審査の結果、次のとおり決定したので報告します。
平成20年12月16日、総務文教常任委員会委員長田中芳憲。
恵庭市議会議長笹松京次郎様。
1、審査の結果。
(1)議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定について。
(2)議案第7号恵庭市体育施設条例の一部改正について。
(3)議案第14号公の施設の指定管理者の指定について(体育施設18施設)。
(4)議案第15号公の施設の指定管理者の指定について(パークゴルフ場)。
本各案件は、原案のとおり可決すべきものと決定したので報告します。
(5)議案第13号公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市民会館、恵庭市島松公民館及び地区会館)。
本案件は、否決すべきものと決定したので報告します。
(6)陳情第8号恵庭市恵み野駅西口地区の市街化区域編入と土地区画整理事業による開発に関する陳情書。
本案件については、さらに審査の必要があるため、閉会中の継続審査としたいので、御承認を願います。
以上、よろしくお願いいたします。
○笹松京次郎議長 榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) 動議を提出したいと思います。
ただいま、報告のありました議案第6号に対して、修正案を提出したいと思います。よろしくお願いいたします。
〔賛成と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 ただいま、榎本議員から、議案第6号に対し修正の動議が提出されました。
この動議は、所定の賛同者がありますので、成立いたしました。
訂正案の資料配付のため、若干休憩いたします。
午後 1時03分 休憩
午後 1時04分 再開
○笹松京次郎議長 会議を再開いたします。
本審査報告のうち、議案1件に対し、修正の動議が提出されました。
したがって、各案件を分割して問題としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 御異議なしと認め、各案件を分割して問題といたします。
初めに、議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例の制定についてを問題といたします。
本案に対しましては、お手元にお配りいたしました修正の動議が提出されております。
したがって、これを本案とあわせて議題とし、修正案提出者の説明を求めます。
榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) -登壇-
ただいま、総務文教常任委員会の委員長より報告のありました、議案第6号恵庭市立学校施設の開放に関する条例に対する修正案の提案説明をさせていただきます。
修正内容は、お手元に配付のとおり、別表第5条中の使用料、一般を300円から350円へ、中学生以下の150円を無料とするものであります。
このたびの学校施設の開放に伴う使用料の徴収については、かかる経費の一部を受益者負担の考え方により負担願うことについては、私どもも賛成の立場であります。
しかし、本来、教育施設としての学校を児童・生徒が利用することに対し、使用料を徴収することに対して、反対するものであります。
総合体育館のように、広く市民に対し、スポーツや健康増進のために提供される施設と、教育の場としての学校とでは、おのずとその取り扱いは違ってしかるべきであります。
これまでも、学校開放については、一般の利用は体育施設の代替として利用されたものであります。一方、子どもたちの利用は、少年団などの活動として利用されております。
この少年団活動は、単にスポーツをするということにとどまらず、少年団活動を通して、チームワークの大切さ、上級生が下級生の面倒を見る、また、下級生は上級生を先輩として敬う、また、きちんとあいさつをし合う、そのような社会性を身につける場として活動されております。このことこそ、社会教育の重要なことだと考えております。
また、このたびのかかる経費の一部を使用料として徴収することとした経費は、年間で120万円であります。
一般の使用料を350円にすることにより、年間112万円の収入が見込まれることから、収入面においても大きな差異は生じないものと考えております。
以上、一般を300円から350円、中学生以下の150円を無料とする修正案の提案説明とさせていただきます。
よろしく御審議いただき、御賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○笹松京次郎議長 ただいまから、委員長報告及び修正案に対する質疑に入ります。
野沢議員。
◆12番(野沢宏紀議員) 修正案の提案者に、何点かお聞きしたいと思います。
今回の修正案の提案につきましては、一般300円、中学生以下150円というところを、一般350円、中学生以下無料という形になっております。
学校施設の開放についての件でありますが、確かに、小・中学生については、教育観点から、無料というのが大変に望ましいとこのように感じているところでございますが、既存の体育施設の利用状況というところからかんがみますと、今、体育施設においても、中学生以下の団体が使用する場合については料金を徴収しているというような状況でございます。
そういう意味から、こちらの学校開放についての料金についてだけ無料にするという、整合性の問題についてはどのようにお考えか、1点お尋ねいたします。
また、もう1点は、今回、その中学生以下を無料にすることによって、その分を一般の方々に少し補っていただこうとの形で、300円という市の提案に対して350円という形になっておりますが、これは、一般の方々の負担がふえるというようなことでありますが、そういうことについて、その一般の方々の市民理解というのが得られるのかどうか、どのように認識されているか、2点お伺いをいたします。
○笹松京次郎議長 お答え願います。
榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) ただいま、質疑のありました2点について、御説明申し上げます。
まず、この学校施設と、それから総合体育館のような施設との関係で、一方では、中学生以下も、団体利用の場合料金を徴収していると、また、この学校施設については無料とすることに対しての整合性についてということだと思いますけれども、私たちは、この学校施設については、提案理由でも述べさせていただきましたけれども、総合体育館のように、広く市民に開放して提供する施設と、この教育の場としての学校との施設の位置づけというのは、違いがあってしかるべきだというふうに、私どもは判断しております。
したがいまして、総合体育館のような料金設定をもって使用する施設と学校とでは、違いがあってよろしいというふうに考えております。
また、今回、一般を300円から350円に引き上げるということに対する理解はどうなのかということだと思いますが、今回、教育委員会でこの使用料を算定したときの数字がありますけれども、かかる経費を年間の利用実績等々で割り返した金額が、これ教育委員会の試算では、1時間あたり332円ということになっております。
これを、教育委員会側では端数を切り捨てて、一般300円という設定にされているわけでありますけれども、今回、2時間単位での利用が想定されていますけれども、これを、仮に2時間単位にしますと、664円ということになりますが、これを大人の方が若干負担は増になりますけれども、引き上げて700円と設定した場合に、1時間あたり350円という金額で、私どもは考えたわけであります。
大人の方が多少負担をすることによって、あえて子どもたちから料金を徴収しなくても、概ね教育委員会、行政側で試算したかかる経費に充当する金額が概ね賄えるということから、私どもは、この一般を300円から350円としてお願いをしたいというふうに考えております。
〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 追加説明ですか。
〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 今、ちょっとお待ちください。
野沢議員、質疑ありますか。
〔発言する者あり〕
○笹松京次郎議長 野沢議員。
◆12番(野沢宏紀議員) 今、現状、体育施設を使っている場合と、それからこの学校施設を使う場合の整合性に関しては、施設が違うからだというようなことでございましたが、しかし、施設は違っても使う子どもたちに差はないはずであります。
子どもたちにとっては、そこが総合体育館であろうと、恵み野小学校の体育館であろうとかわらないわけであります。また、それと匹敵するような、駒場体育館もそのような状況になっているということであります。
また、今回の市の説明においては、今回、社会教育団体に登録をしている団体については5割減免だったものを、小・中学生についは7割5分まで減免するというような提案も規則で定めるというようなお話があったと思います。
そういう意味からいくと今後、この学校施設の開放に関わる事業につきましては、電気代、それから教頭先生の、そういう運営管理にかかる経費の部分だというようなことでございますので、そういう意味からいくと、今のお話というのは、なかなか理解しがたいものであるというふうに思いますし、それから、一般の使用料のついても、50円であろうとやはり、市の提案よりもアップされた部分の修正案という部分についてはなかなか、どうなのかなというふうに感じている次第でございます。
そういう意味からいくとなかなか、今の提案については、非常にいかがなものかなというようなことを思っておりますが、何かございますれば、御答弁いただきたいと思います。
○笹松京次郎議長 柏野議員。
◆20番(柏野大介議員) 先ほども、その違いがあってしかるべきというお話で説明をさせていただいたところなんですけれども、そもそも子どもたちの健やかな育ちにとって、学校施設と社会教育施設というものを分ける必要がどこにあるのかという観点がございます。
それで、今、社会教育施設の中で……。
○笹松京次郎議長 簡潔にお願いします。
◆20番(柏野大介議員) はい。総合体育館が、団体利用の場合には有料であると、一方で、それは個人利用の場合には無料で行われているわけであります。
団体利用をされるときには当然、その一般を含めて個人利用ができなくなる、その観点から団体利用に関しては、大人と子どもの区分をなく……。
○笹松京次郎議長 柏野議員に申し上げます。
質問の趣旨に沿ってお答え願いたいと思います。
◆20番(柏野大介議員) 質問の趣旨に沿った上で今、お答えしているんですけれども。
総合体育館においては、子どもであっても団体が有料であるという意味を説明しているんですけれども。
○笹松京次郎議長 簡潔にお願いします。
◆20番(柏野大介議員) はい。ですから、総合体育館の子どもの団体が利用する場合に有料であるということは、合理性があるということをお伝えしたんです、今。
一方で、小学校においては団体利用ができなかった場合に、ではどういう利用のされ方をするのかと言いますと、放課後は一般の子どもが使います、それ以外では、今まで利用する枠組みとしてはこの学校開放しか使えなかったわけです。これは団体利用しか認められていないわけで、そういった中で、これを継続的に使っていただくためには、きちんと料金を支払っていただこうということです。
もともと、その社会教育施設の代替としての位置づけが大きいということを、御理解いただきたいというふうに思います。
その2点目なんですけれども、料金に関して、もともとその試算では664円になるというものを600円に切り下げているということは、本来の趣旨である継続性から言えば、その経費の一部を相変わらず行政として持ち続けるということになりますので、できるだけ660円に近い値段をいただくのが、継続的な利用という意味では望ましいわけです。
それが切り捨てるのか、あとその分の不足分として、子どものためということも考えて御負担を願うのか、そういう視点でありますので、ぜひ御理解いただければと思います。
以上です。
○笹松京次郎議長 その他、質疑ありませんか。
田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) まず、今の提案理由の中にある、施設によっての違いがあって当然ということと、それから660円という実経費に近い料金をとるべきだという提案説明をされるのなら、この別表にある350円そのものの提案に、私は疑問を感じるところです。なぜこういう提案になるのか。
それから、実態として、中学生以下の団体においては、柔道など小・中学校施設に施設がない種目は、社会体育施設で有料で利用されています。
ただいまの提案説明のように、種目によってきちんと整理されているものもありますが、一般に、スポーツ団体が広くそこを利用しようとすれば限られているわけですから、料金をとるということの整合性がきちんとされていなかったら、これは同じスポーツ少年団、スポーツに加わる方々で不整合・不平等を生むのではないでしょうか。その点についてはどうでしょうか。
○笹松京次郎議長 答弁願います。
榎本議員。
◆19番(榎本敦尚議員) まず、2時間で664円というものと、それが何で350円になるんだということなんですけれども、これは1時間に置きかえたときに350円になるということでございます。
それから、他の少年団でも種目に応じて、例えば総合体育館しか利用していない団体があるんでないかと、学校開放を利用している団体と、種目によって差異があるんでないかという御質問だったと思うんですけれども、私ども、その少年団なり、どういう種目の少年団の方々が、どれだけの団数、種類があって、学校開放のほうを使われていて、学校開放では使えないそういう少年団のグループがあるのか、体育館でないとどうしても使えないというような団体があるのかどうかというのも承知しておりませんけれども、基本的には、私たち言っているのは、本来、教育の場としての学校を、児童・生徒が使うということに対してやはり、一般の方がそこを使うのとはちょっと違うんでないかということを言いたいわけで、ちょっとその団体の利用状況については今、現在ちょっと把握しておりません。
○笹松京次郎議長 田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) であるならば、その660円という金額について、実経費に近い金額をとることが今、提案理由とされた基本ではないでしょうか。
それを、まるで150円をつかみのように捉えて、無料にするから50円上乗せというんでは、あまりにも料金設定に対する考え方が十分とは言えないと思います。
それから、少年団という、その広く教育であろうと、提案理由の中に、広く総体であろうと教育の場である学校であると、使っている少年団の性格は全く変わらないわけです。
だから、場所によって差別されるというんだったら、まさに私は、この議案、単体だけを見ても当然、それは認められないことではないでしょうか。
もし、そういう施設で教育の場だから、あるいは総合体育館だからというんであったら、そこに利用できる、規定する団体をきちんと政策として整えなければ、一部の議案だけを無料化にするというのは非常に不整合であり、これはちょっと、市民にとっては耳障りのいい話なのかもしれないけれども、全体としてその費用は全員に転嫁されるか、一般利用に転嫁されるか、もともと一般の方も、体や健康を保持するためのプラスのメリットを、政策としてハードルを高くすることにもつながりかねません。
以上、申し上げたような趣旨で、私としては、理解に苦しむところでございます。
○笹松京次郎議長 柏野議員。
◆20番(柏野大介議員) ただいま、御指摘のありました、その種目によってというところが、総合体育館における弓道場、格技場の利用に関してかと思うんですけれども……。
〔発言する者あり〕
格技場ですね、こういった施設も少年団で使うといったときに、団体の中で専有して使うということであれば当然、それは専有利用料ということで団体利用料をいただかなければなりませんが、個人利用として使う場合には当然それはかからないわけでして、そこにおける整合性というものは必ずしもとれていないとは、私たちは考えておりません。
それで、2点目の料金なんですけれども、そもそも、その332円という1時間の料金を300円に設定していたということ自体も政策的な判断だと思いますので、そこの中で、実料金が332円、その1円単位ですべていただくことが正しいかというと、料金徴収の手間含めまして、一定程度切り上げなり、切り下げなりをしているわけですから、そこで350円というのが非常に近い金額ということで、適切であるというふうに考えております。
以上です。
○笹松京次郎議長 田中芳憲議員。
◆21番(田中芳憲議員) これは若干、質疑を超えるのかもしれませんけれども、政策的に料金を抑えていることと、今提案されていて、費用を上回る実経費をとることこれは、考え方に天地の差があると思います。
それから、もう一度申し上げますけれども、施設によってその利用料金や減免が、学校施設が無料になって、同じく体育施設が有料になるんだとすると、スポーツによってその条件の差が出るこれはやはり、同じく政策としては無理があるのではないでしょうか。スポーツの種目によって差が出るのは無理があるのではないでしょうかと申し上げたんです。
もし、できるのならば、原案に対してきちんと賛成し、その後、子どものスポーツ施設の利用がどうあるべきなのかというきちんとした政策、整合性を持った提案をされたほうが、私はよろしいのではないかと申し上げて、終わります。
○笹松京次郎議長 前佛議員。
◆2番(前佛優議員) 議論の方向が少しずれてきているように感じてならないわけであります。
いわゆる、私どもの提案というのは、少なくても、子どもたちから学校を使う場合にお金をとるんでないと。なぜかということになります。
ほかの施設がとっているんだから整合性をとるべきだとか云々だとかということで、ちょうどお釈迦さんが孫悟空の手のひらで暗躍しているような議論になっておりますが、本来的に、子どもたちというのは、聞いてくださいよ、子どもたちというのは、自分たちでどんなことを願っても、自分たちが、我々を選ぶ1票を駆使することはできないわけであります。
子どもたちの願いというのは山積をしているそういう形の中で、大人社会が健全に子どもたちにどうはぐくめる場所を提供していくかということは重大な課題であります。
しかし、恵庭市の中を見渡してみましても、御案内のように、子どもたちが群れて健全に育てるような場所がございますか。飲み屋へ行って遊ぶわけにもいきません。
ましては、施設の違いを申し上げましたら学校であります。学校で子どもたちが群れて、健全なスポーツ活動の中でさまざまな学びをしようとするその子どもたちからもお金をとらなきゃならない、これは、子どもたちのための施策があるのかということを問われても仕方がないと思います。
そういった意味で、私どもは、いわゆる現状の姿の中から、少なくても学校施設についてはとるべきではないということを提案申し上げているところでございます。
以上です。
○笹松京次郎議長 その他、質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○笹松京次郎議長 質疑がなければ、これをもちまして質疑を終了します。
お諮りいたします。
本案及び修正案には、討論の通告がありませんので、討論を省略して採決に入ります。
まず、本案に対する修正案について、採決をいたします。
修正案に賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○笹松京次郎議長 御着席ください。
起立少数であります。
したがって、修正案は、否決されました。
次に、原案について、採決いたします。
委員長報告は、原案可決すべきものとの報告であります。
委員長報告のとおり、決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○笹松京次郎議長 御着席ください。
起立多数であります。
したがって、議案第6号は、委員長報告のとおり可決されました。
選挙
2015.04.19
ごみの値上げに反対します【政策その1】
前回の落選以降、NPO法人を設立し、市議時代から取り組んできたテーマのひとつであるごみ問題を中心に活動を続けてきました。
審議会の委員なども務める中で、大きな課題だと感じていたことは、選挙を通じた政策選択が行われない中で一方的な政策決定がなされることです。
多数を占める会派(グループ)が単独過半数を握っていることで、基本的には市役所が提案した議案はすべて通ります。
そして、今ごみに関して出てきた市役所の方針はごみ処理経費の1/3を市民に求めるという理屈に基づいたごみ処理手数料の値上げです。
私は、有料化当初から訴えてきた通り、市民が努力をしてごみを減量するならば、その分負担も減るような算定の仕組みが必要という考えです。
そもそもごみの有料化の目的は、ごみの減量が主たる目的であって、財政的な問題は、あくまで付随的なものというのが当初の説明でした。だからこそ、私は有料化には賛成をしましたし、一方で減らすことのできない、排泄に関わるごみについては無料とすべきということを主張し、2歳未満のおむつや、大人のおむつ、ストマ用の袋などに対する袋の配布を求めてきました。
今回の値上げ案は、そうした目的に反し、市民に過度の負担を強いるものです。
また審議会の中でも発言している通り、算定の根拠となっている一般廃棄物と産業廃棄物の割合についても、当初計画とずれが生じており、見直しが必要です。
そうした理由から、私は平成29年4月からのごみの値上げには反対で、このことが争点のひとつになっていないことに大きな疑問を感じています。
詳細はこちらもご覧ください。
https://kashiwano.info/article-2113.html
選挙
2015.04.19
恵庭市議会議員選挙に立候補しました
本日4/19、恵庭市議会議員選挙に立候補いたしました。
選挙のスタイルはこれまで通り、1人でも多くの方と直接お話をする中で政策を訴えていきたいと思っています。
期間中もできる限り、ブログやfacebookでの送受信を行っていきたいと思っています。
こういう政策、課題はどう考えているのかなどご質問、ご意見がありましたら、ぜひコメントをいただければ幸いです。
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選挙
2015.04.18
いざ出陣!【選挙準備その10】
いよいよ明日から始まります。
今回も遊説(選挙期間中の行動)は自転車で行います。
一般的な遊説は、大きなスピーカーをつけた選挙カーから、候補者の名前を連呼して回ります。
でも、それは有権者が選択をする上で、どんな役に立つのでしょうか。
民意に基づいて政策決定が行われるために、選挙を通じて、間接的にその決定を行う代理人を選択するのが今の民主主義です。
選挙は、有権者にとってはその代理人を選ぶ、選択のとき。
現職の候補者にとっては、任期中を振り返り、また次の任期を任せてもらえるのかを問う機会。
新人の候補者としては、自分の理念を訴え、どんな期待や、ニーズがあるのかを問う場面にもなります。
選挙の期間中は、市民の政治に関する意識が高まり、多くの有権者が選挙に関わる情報を得ようとします。
そのときに、適切な方法で、情報を提供できることはとても大切なことです。
かつては、それは選挙カーからのマイクによる一方的な訴えだったのかもしれません。
でも今は、マイクによる一方的な訴え、特に選挙カーからの名前の連呼は迷惑に感じる人も多いのではないでしょうか。
候補がどんなに訴えても、チラシを配っても、聞いてもらえなければ、見てもらえなければ、思いは届きません。
私はこれまでも自転車での遊説を行ってきました。
それは、すぐにおりられて、直接お話ができる手段だからです。
今回は車と一緒とはいえ、音を出さない車と自転車では、走っていてもあまり目立たないと思います。
使うスピーカーも、車につけた小さなものか、ハンドマイクなので、音も大きくはありません。
できるだけ多く街頭に立ち、恵庭の現状と課題を、そしてこれからのあるべき姿を、訴えさせていただきます。
明日からの1週間、一人でも多くの方と出会い、これからの恵庭のまちづくりについてお話ができればと思っています。
選挙
2015.04.16
選挙公報【選挙準備その9】
選挙に際して、候補者を比較、選択する上で非常に有用なツールとなるのが、選挙公報です。
何よりも優れているのは一覧性。
政治・選挙プラットフォームの政治山の調査※によると投票先を決める際に参考にする(した)ものの1位は選挙公報で、22.6%の人が参考にしたと回答しています。
ところが、この選挙公報、自治体によって扱いが違っていて、未だに選挙公報が発行されていない都道府県議会議員選挙もあるそうで、北海道内だと小樽市が公報を発行していないようです。
紙面は限られているのと、多くの候補者が並ぶため、載せられる情報量には限界があります。
それでも、その約束が紙で残ることは、事後に評価をする際にも非常に参考になります。
ぜひ恵庭でも継続的な選挙公報のネット公開を実現していきたいところです。
自分のものがなくて残念ですが、4年前の約束、どのようにご覧になりますか?
110424選挙公報2011
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※政治・選挙プラットフォームの政治山の調査
2015/4/7~4/14実施
4月12日と26日は統一地方選の投票日です。国政選挙に比べて情報が少ない中、投票先を決める際にあなたが最も参考にする(した)ものは次のうちどれですか?
総投票数1803
選挙
2015.04.14
公開質問状への回答1【恵庭・原発ゼロの会】
選挙が近づくと政策に関するアンケートや質問状などが届きます。
8年前の市議選の際には、候補予定者全員を対象とした公開討論会が開催されました。
有権者にとって、選ぶための参考情報が多いということはよいことだと思いますし、より具体的な政策に対する考え方に基づいて判断をしてもらうということはとても大切なことだと思っています。
そんなことで、今回はマスコミからの調査票以外では初めてとなりますが、回答をブログ上でもお伝えしようと思います。
基本的には「はい」か「いいえ」で回答ということでしたが、3に関しては記述で回答させていただきました。
(1)泊原発で過酷事故が起こった場合、恵庭でも経済的被害は出ると思いますか?
答え:はい
(2)泊原発で過酷事故が起こった場合、恵庭でも環境被害は出ると思いますか?
答え:はい
(3)恵庭市は、泊原発再稼働について市議会で議論する必要があると思いますか?
答え:議論する意義はあるが、明確な権限がないなかでは限界がある
(4)泊原発再稼働に賛成ですか?
答え:いいえ
立候補予定者説明会に参加をしたみなさんの回答は以下の通りです。
(画像は恵庭原発ゼロの会のFBページから引用)
様々な政策について、考える前提が違えば、導かれる結論は異なることがあるのは当然です。
だからこそ、それぞれの信念に基づいた回答をすることが必要だと思います。
非常に残念なのは、これから市民に何かを約束して、選挙に立候補をしようとする人たちの中で、市民からの質問に答えようとしない人たちがいるということです。
自分の主張ももちろん大切ですが、市民からの質問に答えられない人が、「市民の声に真摯に向き合う」とか、「市民の声を市政へ届ける」とか選挙公報に書いているのを見ると笑ってしまいます。
支持してくれる人、自分と同じ考えの人だけが市民で、そうでない人たちは市民ではないということでしょうか。
もちろん、私も全ての市民の方と意見が一致するとは思ってはいません。
でも、その意見のひとつひとつに対して、どこが一致をしないのか、なぜ一致をしないのか説明を尽くしていくことが、立候補をする、自分の主張をする上での必要なことだと考えています。
みなさんの支持、応援する人の回答がみなさんの考えと一致をしているのか、ぜひご確認ください。