雑感 thoughts
2007/08/19
〒10.1 もうすぐ民営化
郵便局から民営化のお知らせが届きました。
10月1日から日本郵政公社が民営化されます。
これは2005年の総選挙で争点となり、国民の判断がすでにくだされたものです。
民主党は当初より中身についての問題点を指摘し、是か非かだけではない建設的な提案を行ってきましたが、結果として国民は民営化を選択しました。
今回の選挙では、特に郵政を争点としていたのは国民新党くらいで、民主党のマニフェストに目立った記載はありません。政策リスト300の中では、肥大化、民業圧迫、旧財投システムの温存などに監視の目を光らせるという程度の記述です。
民主党に投票をした人で郵政民営化を止めることを期待していた人がどれだけいるでしょうか。
このところの新聞報道によると、国民新党との統一会派を模索だとか、郵政民営化凍結法案を国民新党と恊働提出という話が出ています。
参議院で第一党になったとはいえ、過半数をとったわけではない以上、基盤強化が必要だということは理解できます。
しかし、ここで民意にそわない形で民営化の反対法案を出すことは、旧来の国民の目の届かないところでモノゴトが決まる政治と変わりません。
政局の多数派工作ではなく、各法案の中身で議論をしていかなければ、国民からはすぐに見放されてしまいます。参院第一党として責任ある姿勢を示していただきたいものです。
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