議会報告 report
2015/05/20
平成27年第2回臨時会
昨日、選挙後初の議会となる臨時議会が開かれました。
予定通り、議長、副議長、監査などの役と委員会の構成など人事の決定を行い、その他専決処分や補正予算などの議案審議を行い終了しました。
議長、副議長は選挙が行われ、
議長には伊藤雅暢議員が、副議長には野沢宏紀議員が選出されました。
(議長選挙:伊藤議員17票、無効4票、副議長選挙:野沢議員20票、無効1票)
残念ながら議長、副議長の選挙の前に、所信表明は行われませんでした。
選出された議長のあいさつでも議会改革には触れられておらず、地方議会のこれからの役割をどのように認識されているのかはわかりません。
議案審議の中で、私から質疑をしたものは2点。
1)報告第1号の専決処分の議案と、
2)補正予算の臨時福祉給付金のところです。
議案はこちらからダウンロードできます。
http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1397001272665/index.html
ややこしい説明を省いて簡単にいうと、
1)国が法律を変えて、恵庭市が独自でサービス付き高齢者住宅の税金を下げていいよという話をしたときに、今まで通り、2/3という割引率を勝手に決めときましたから、という報告がありました。
「わがまち特例」という仕組みで、どれだけ割引をするかそれぞれのまちが決めていいという仕組みです。
しかも、来年の4月からということなので、特段急ぐ必要はありませんでした。
どうせ議会なんて形式的なもんだから、勝手に決めちゃったよという話で、とても問題があるのですが、他のみなさんは納得をされているのか特に質疑などはありませんでした。
2)もうひとつの子育て世帯臨時特例給付金は、国がお金を出すから子育て世帯に配ってくださいというものですが、1万人に3000円のお金を配るために1件あたり500円かかっているということでした。
そんな非効率な形でお金を配るくらいならば、サービスの給付として、もっと充実させてほしいというのが子育て世帯の声ではないでしょうか。消費税をあげて、こんな形でお金を配ることを望んでいる人はどれだけいるのでしょうか。
自治体が自由に使えるお金を3000万円もらったほうがよほど有効に使えます。
委員会、その他の役職については、以下の通り決定しました。(すべて敬称略)
総務文教常任委員会 委員長:川原、副委員長:林、委員:伊藤、鷲田、前田、長谷、佐山
厚生消防常任委員会 委員長:早坂、副委員長:高橋、委員:市川、柏野、川股、笹松、猪口
経済建設常任委員会 委員長:小橋、副委員長:榎本、委員:野沢、藤田、岩井、大野、鷹羽
議会運営委員会 委員長:鷲田、副委員長:猪口、委員:高橋、榎本、川股、川原、笹松
基地特別委員会 委員長:長谷、副委員長:佐山、委員:市川、小橋、前田、岩井、林
補正予算特別委員会 委員長:大野、副委員長:高橋、委員:市川、早坂、鷲田、小橋、藤田、柏野、前田、岩井、長谷、佐山、榎本、川股、川原、笹松、鷹羽、林、猪口
監査委員:鷹羽
農業委員会委員:大野、川股
石狩東部広域水道企業団議会議員:伊藤、野沢
石狩教育センター組合議会議員:川原
札幌広域圏組合議会議員:伊藤
民生委員推薦会委員:岩井
功労者等表彰審議会委員:川原、笹松、高橋、林
都市計画審議会委員:鷲田、長谷、野沢、猪口
国民健康保険運営協議会委員:川股、佐山、猪口
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