議会報告 report
2016/02/28
平成28年第1回定例会始まります
明日、2/29から、平成28年度予算案などを審議する定例会が始まります。
明日の本会議で審議される議案はこちらの通りで、取り扱いについては、26日に開催された議会運営委員会で以下のように決定しています。
平成28年度予算案は予算委員会で審議されるため、
初日に審議される議案としては、
・行政不服審査法の改正に伴う関係条例の改正
・地方公務員法の一部改正等に伴う条例改正
・消費生活センター設置条例
・市民活動センターの設置条例
・人事評価制度の導入
・恵庭市振興公社を通じて先行取得をしていた土地全ての買い戻し
・補正予算案
などが主な議題です。
私は、今回の補正予算案の中でも計上されている臨時財政対策債について、一定の歯止めが必要ではないかと考えています。
臨時財政対策債は、国の財源不足を理由として、平成13年度から3か年の時限措置として始まったものですが、その措置はその後も延長され、現在に至っています。
自治体の借金ではありながら、その元利返済に要するお金は国が後年度負担(全額を基準財政需要額に算入)することとなっています。
そのため、自治体にとっては、あくまでも地方交付税の代替ということで、借りることが当たり前のように考えているように感じてしまいます。
発行可能額が配分されたとしても、その枠通り借り入れを起こすかどうかは自治体の判断。
いつまでも国に依存した財政運営を続けるのか、少しでも自律的な財政を考えるのかの分かれ目なのではないかと思っています。
補正予算は委員会に付託されないことになりましたので、明日の本会議質疑で、市の認識と今後の方向性を確認した上で判断していきたいと思います。
皆様のコメントを受け付けております。