活動報告 activity
2008/02/01
会派視察2日目(2)海老名市
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神奈川県海老名市 人口約126000人、面積26㎢(恵庭の1/11ほど)
一般会計予算 約350億円(恵庭の1.5倍ほど)
小田急、相鉄、JRと3つの鉄道が市内を走り、7カ所の駅がある。
2002年4月に複合型商業施設ViNA WALKがオープンした。
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海老名市ではえびな安全・安心メールサービスについて研修。
神奈川の自治体では同様のサービスを行っているまちがいくつかありますが、
その中でも海老名が先がけだったそうです。
これに加えて、メールを利用したアンケートも実施しています。これが海老名を
選んだ理由で、行政が情報を発信する新たなチャネルであるとともに、市民の声を
今までよりも簡単に施策に取り入れていけるようになる方法だと思いました。
まず最初は消防分団の情報共有手段として導入されました。
市外や防災無線が聞きづらいところでも電波があれば受信できるということは
優位性があります。
消防団用と児童の保護者用のサービスはパスワードを使用した登録制で
防災無線の補うものとして運用されています。
一般の登録は、地域と求める情報を選択して登録することで、防犯情報を
中心とした情報が携帯電話やパソコンのアドレスに配信されます。
システムは自前開発ではなく、民間会社の提供するサービスを利用することで、
かなり費用も抑えられています。
問題点としては、迷惑メール対応のためか、当初よりも配信に時間がかかる
ようになったとのこと。
導入後はこれ自体にかかる事務コストはほとんどない。年間数件の苦情対応と
役所で登録してあげることくらいだそうです。
そして、これから取り組んでいくこととして、
行政情報の積極発信と、さらに進めてメールアンケートによって
「市民の声を聞ける行政に」ということです。
多少属性の偏りは出ると思いますが、これまでの手法によるアンケート
とは重なりが少なそうで、行政と市民を結びつける有効な手段となり
そうです。
ぜひ恵庭にも導入を求めていこうと思います。
皆様のコメントを受け付けております。