議会報告 report

2020/05/22

コロナ対策第2弾

ご報告が遅くなりました。

昨日、第2回の臨時会が開かれ、新型コロナ感染症対策の第2弾の経済対策を含む補正予算が全会一致で可決されました。

内容としては、
①ひとり親世帯支援の第2弾
②子育て世帯の臨時給付金
③就学援助世帯への臨時給付
④経済対策の第2弾
⑤特別定額給付金(10万円)
⑥住民票の写しの無料交付(郵送に限る)
となっています。

20200515_令和2年第2回臨時市議会予定案件(概要)

目玉は、④のうち恵庭市小規模事業者事業継続支援金で、すでに5/18から受付が始まっていますが、前年の事業収入に応じて、20〜30万円を支給するというものです。

従業員9名以下の事業者で、コロナの影響で前年同期比20%以上売上が減少した方が対象となっており、
事業収入が200万円以上で、30万円、
100万円以上200万円未満で、25万円、
100万円未満だと20万円となります。

恵庭市では、北海道や国の休業支援金などに先駆けて、独自の支援策を打ち出していたため、道の支援金を見てから対策を出した他の自治体と比べると、小規模な印象があったと思いますが、先行した独自支援策の申請状況などから見えた課題にも対処し、従業員の数の要件緩和や、前年の事業収入に応じた段階的な支給額など、スピードが求められる中でも、適切な内容としていただいたと思います。

申請は事前予約制になっていますので、こちらから予約方法をご確認ください。
https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kinkyu/corona/shougyou_kigyou/hojyosien/sinoseido/9499.html

①は4月に続き、ひとり親世帯の支援ですが、今回は世帯として1万円に加え、
子どもが2人以上いる世帯では、1人につき5000円が加算されます。

②は児童手当の受給世帯に、児童1人あたり1万円が支給されます(一定額以上の所得のある方は除外)。

③は就学援助の認定児童・生徒に、1人あたり1万円が支給されます。

①〜③は、それぞれ要件が違うため、併給が可能です(支給時期にはずれがあります)。

⑥は、窓口での接触を減らすため、郵便申請を推奨しているところであり、
緊急事態宣言が解除されるまでの間、その手数料を無料とするものです。

補正予算の総額は、約74億円となっており、
一般会計の予算が270億程度の恵庭市にとっては非常に大きな金額です。

そのうち約70億円が特別定額給付金(10万円)の経費であり、
約1億円が児童手当の臨時特別給付金分です。
国からのコロナ対策の交付金(地方創生臨時交付金)の配分額が約2億6000万円ということで、今回の補正予算ですべて使い道が決まったということになります。

今後も必要な事業については、基金の取り崩しなどが必要になってくると思います。
引き続き、コロナの影響やお困りのことなど、お聞かせください。

皆様のコメントを受け付けております。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください