議会報告 report
2021/10/01
一般質問を問題意識共有の場に
恵庭市議会の柏野です。
今回の一般質問では、市民から寄せられた声を元に、高校生の通学費補助制度の創設と市営住宅の優先入居に関する2点の質問を行いました。
内容はこちら→ https://kashiwano.info/article-4510.html
私の力不足もあって、なかなかいい回答は得られなかったのですが、昨日の決算個別質疑を聞いていて、とてもうれしいことがありました。
8款の土木費は主に建設部の所管にかかる事業が計上されています。
11人の委員(議員)が質疑をした中で、3人の委員が、市営住宅に関する質疑をされ、その内容は、私としては、同じ問題意識を共有していただいていると感じるものでした。
もちろん、それぞれが市民からの声を聞き、もともと持っていた問題意識なのだとは思いますが、複数の会派の委員から、同じように困っている市民の声を届けるということは非常に大きな力になるものと感じました。
問題が解決されたわけではないので、引き続き、改善を求めていきたいと思いますが、前進への期待が感じられる個別質疑となりました。
他の自治体においては、一般質問後の議会としての答弁のフォローなど、議会全体として取り組んでいる例もあります。
今後の議会改革においても、一般質問を単なる議員個人の政策提言にとどめるのではなく、議会としての問題意識共有の場として、活用するための方策を考えていくことが必要だと思います。
皆様のコメントを受け付けております。