議会報告 report

2021/11/26

産廃会計は廃止、区分経理は維持

第3回定例会が10月15日で終わって、翌週から定期監査が始まり、
並行してチラシを作って、チラシを配り、
財政援助団体の監査があって、その合間に研修と研修と報告会と部会と報告会と研修と研修があり、
気づけば本日から第4回定例会が始まりました。

初日の今日は、議案審議で、12件の議案が提案され審議を行いました。

初日日程表

その中で、私は以下の4件の議案について質疑を行いました。

・議案第2号 恵庭市特別会計条例及び恵庭市基金条例の一部改正について

前回の議会でも触れましたが、産業廃棄物の搬入量が減少したことにより、産業廃棄物特別会計が大きく歳入不足に陥っています。
それに伴い、産業廃棄物処理事業特別会計と、産業廃棄物処理施設基金を廃止し、一般会計、廃棄物処理施設環境保全基金にそれぞれ統合します。

私は、現時点では、産廃の受け入れは必要だと思いますが、その処理費用については、本来産廃処分手数料で賄われるべきであり、一般会計からの補填は行うべきではないと考えています。市の方針としては、来年度行う検証の中で、手数料も含めた見直しを行うこととしていますが、今後も産廃の適正な料金設定を行うためには、厳正な区分経理を行うことや、仮に一般会計の負担が生じる場合には、広く市民に説明をし、理解を得た上で進める必要があるという趣旨で質疑を行いました。

・議案第5号 恵庭市消防団条例の一部改正について

全国的に、消防団の人材確保が課題とされており、報酬や休団制度、退職報奨金などについての規定を整備します。
報酬を明確化することに伴い、活動実績がない場合には不支給とすることを規定していますが、その場合にも条例上は在職年数に加算すると読めることから、休団制度利用時との整合性を質しました。この点は規則の中で、整合性を図るよう検討するということです。

・議案第8号 公の施設の指定管理者の指定について(恵庭市黄金ふれあいセンター及び恵庭市生涯学習施設かしわのもり)

現在恵庭市では12※の施設を指定管理で運営していますが、更新時の公募では、新規の事業者による応募は少ない状況にあります。
今回は新規の募集ということもあってか、4事業者から応募がありました。
単なる施設管理ということではなく、学童クラブや子育て支援事業が含まれています。
それだけに、選定の際のどういった基準で選定を行なったのか、それぞれの事業者の提案が、どう採点、評価をされたのかということが重要になると思っています。

https://www1.g-reiki.net/eniwa/reiki_honbun/a032RG00000730.html
条例第5条で、候補者の選定について定めていますが、
項目や配点は、施設ごとに異なっています。
今回の募集では、一番重要と考えられるこの部分が、
(4) その他市長等が当該施設の性質又は目的に応じて、別に定める基準に該当すること。
100点満点中の20点ということで、私は配点が少なすぎるのではないかと思っています。

指定管理者のモニタリングに生かしていくためにも、
配点、評価基準の明確化と、選定後の公表などが必要ではないかと思っています。

※パークゴルフ場6施設を1とカウント、公園・公共緑地等152施設を1とカウント。
憩の家は福住とそれ以外の施設で指定管理者が異なるため、2とカウント。

補正予算については、別記事で書きたいと思います。

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