議会報告 report
2022/12/21
駒場地区に福祉施設と住宅地
最終日に提案された財産の処分は、旧青少年研修センター跡地や駒場体育館の土地を売却するものです。
議案第16号 財産の処分
https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/material/files/group/2/R4_4teigian16.pdf
市有地の売却にあたっては、不動産鑑定評価額を時点修正した現在価格として12,709円/平米とし、これに土地の面積15,836.43平米を乗じた201,265,000円を土地の全体価格として設定した上で、ここから旧青少年研修センターと駒場体育館の除却費や樹木の伐採・抜根の費用を減じて最低売却価格を設定しているようです。
私としては、平成29年の柏陽町の市有地売却との比較を含め、当初の不動産鑑定評価額、建物の除却費、最低売却価格の設定が妥当であったのかを評価する上で、それぞれの金額について確認をしたかったのですが、本会議の質疑では、これらの詳細は示されませんでした。
22/8/30_総務文教常任委員会飼料No3 旧恵庭市青少年研修センター跡地等整備事業について
今回は、サウンディング調査を経て、公募型プロポーザル方式(随意契約)で事業者を決定しており、応募事業者は1者でした。
事前に事業者の意向などが確認できる利点がある一方で、決定過程については、市民の目が及ばなくなります。
その分、最低価格の設定などに関しては、価格の比較で落札者が決まる一般競争入札よりも高い透明性が求められるものと考えています。
22/12/6 総務文教常任委員会資料No3 旧恵庭市青少年研修センター跡地等整備事業
事業者からは、住宅地について、町内会加入を条件として販売するという提案がされているとのことです。
地域コミュニティを維持していく上では、町内会は重要な役割を果たしますが、あくまでも任意団体であり、町内会加入に強制力を持つものではないということを確認しました。
土地の単価が安い理由を確認出来なかったのは残念です。答弁がなかったとの事ですが、それで終わらして良いのでしょうか?
又、恵庭市は運動・スポーツ推進を進めている中で、駒場体育館をなくしましたが、新たな施設の建設などの考えはないのでしょうか?