議会報告 report

2023/02/21

駒場体育館廃止後の利用者支援

順番が前後しましたが、
2/16に令和5年の第1回定例会が招集され、議案審議が行われました。

市長から提案された議案は、令和5年度予算案も含めて29件。
これに議会提案の条例案と市民から提出された陳情3件が初日に審議されました。

議案の一覧はこちらです。
https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/shiseijoho/shigikai/kaiginogoannnai/giannitirann/shigikaiteishutsugian/14776.html(予算案はリンク先下の令和5年度予算書から)

議案審議で私が質疑をしたのは、以下の3点です。

・議案第7号 体育施設条例の一部改正
・議案第14号 市営住宅条例の一部改正
・議案第15条 令和4年度恵庭市一般会計補正予算(第10号)

まず、議案第7号 体育施設条例の一部改正は、
前回の議会で土地の売却を議決した駒場体育館を体育施設から削除するというものです。
私としては、この間質問をしてきた経緯もあり、昨年11/17のスポーツ振興まちづくり審議会でも多くの委員から意見が出ていたことを踏まえ、廃止後の利用者支援がその後どのように進展しているのかを確認しました。

部長の答弁では、12/22に開催した説明会では、利用団体からさまざまな意見が出ており、
4月以降の活動場所については、現在マッチングを行っているとのこと。
主に利用していた22団体のうち、
学校開放事業を利用する団体が5団体、
その他体育施設を利用する団体が11団体、
決まっていない団体が6団体です。

3月末に再度開催される審議会でも、その後の検討状況などが報告されるということなので、
注視していきたいと思います。

次に、議案第14号 恵庭市営住宅条例の一部改正は、
昨年12/9の柏陽恵央地区まちづくり特別委員会でも示されていた
既存借上型市営住宅制度の見直しについての改正です。

今回の既存借上型市営住宅制度の見直しについては、これまで進まなかった課題を改善しようとするものであり、方向性としては評価できます。
一方で、この間指摘してきた火災保険料などで借主の負担が増えるということについては、改善すべきだと思います。

https://kashiwano.info/wp/wp-content/uploads/2022/12/98c0ea30c39fe94bc3a90696998447ee.pdf
こちら12/9の資料の2ページ目にある通り、
火災保険を必須としていますが、これは市が借上型市営住宅制度を運用する上で必要となる経費です。
今回の柏陽団地の建替事業に伴う入居の場合は市が負担することとしており、市が新築ではなく、借上型によって住宅を供給するという施策を
実現するために必要な経費として考えれば、市が負担をするのが当然だと思います。

また、今回のこうした制度改正の詳細は、要綱、要領などで定めるということですが、
現在のところ、条例、施行規則までしか例規集には掲載がありません。

入居者の費用負担を定めるものであることから、施行規則で定め、
入居者以外にも見られるようにすることが必要だと思います。

補正予算については、別の記事で書きます。

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