主張 opinion

2007/04/02

自転車を使うこと

今回の戦いに自転車を使うことは以前から書いていますが、これには2つの意味があります。

1つは少しでもかかるお金を減らすこと。
もう1つは期間中の騒音のことです。

車を使った運動を行えば、車の費用の他にガソリン代、運転手さん、車の上で声を出す人たちへの報酬、車に取り付ける看板などが必要になります。
そのうち、車の費用とガソリン代、運転手さんに関しては「公費負担」という制度があって、恵庭の場合、すべて一括で契約すれば最大64500円までが恵庭市から支払われます。

1人の候補者に対して、64500円×7日間で最大451500円にもなります。
もし30人の候補者が出たとすれば、それだけでも1200万円以上になる可能性があります。

同様にポスターの制作にかかる費用にも公費負担はあります。
しかし、ポスターの貼付けは自分でやらなくてはいけないため、手伝ってくれる人がいなければ、大きな地域の戦いでは作ったポスターをすべて貼るのはとても大変なことになります。

大切な税金を使って、公平性を保とうとする以上、その使途は有権者の判断に資するものであるべきだと思うのです。

限られた時間の中で、自分の主張を伝えて行くためには広い範囲を移動しながら街頭や会館などで演説をする必要があります。それが単に大きな音で名前を連呼するだけになってしまうのであれば、そこに多額の税金を使いたくはないと私は思います。

むしろそれならば、ポスターの貼付けを市が行うという選択もありうるのではないでしょうか。手伝いをたくさんお願いできない普通の人がもっと出てくるためには、そうした形の支えのほうがありがたいことだと思います。

騒音に関しては、大切な選択の期間だから仕方がないと、割り切ることもできます。
しかし、朝や夕方で静かに過ごしたいような時間にまでも私は大きな音を使いたくないのです。また、駅のそばや商業施設の近くなど人が集まる場所が近いところでは長い時間にわたってご迷惑をおかけしてしまう。

こうした点を考えた結果が自転車を使おうということなのです。また、早朝や深夜の騒音は出さない。朝は9時から、夕方は18時までに限ってマイクを使っていくことを決めました。やってみて、不都合なことは変えていくこともあると思います。

それでも自転車につめる拡声器は、車につむものと比べれば音は小さくなります。
その小さな音で、限られた時間の中で、しっかりと自分の思いを届けていければと思います。

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