インターン日記 intern
2009/03/30
インターン最終報告会
これまで3回学生インターンの受け入れをさせていただいています。
この2月〜3月も1人の学生が活動を共にし、議員活動を見てもらいました。
多くの市民の方に街頭で訴えたり、チラシを配布することも重要です。
それと同時に、1人1人と向き合って、深い理解をいただくことも、民主主義が
成熟していくためには欠くことができないと考えております。
昨日は、道内各地でインターンに取り組んだ学生たちが一同に会した最終報告会が
ありました。
これを取りまとめているドットジェイピーは、学生を中心とした団体で、若い世代の
投票率の向上を一つの目標として活動している団体です。
この報告会では、インターン期間中の気づきを元に、今後の学生生活にも
活かせる目標設定などもしています。
インターンという体験だけにとどまらず、学生が自ら学び、研さんしていくことには
大きな意義があると思います。
報告会の中では2つのテーマを設定してディベートも行なわれていました。
・小学生が携帯電話を持つこと
・成人年齢の引き下げ
これらについて立場を分けて、熱心に議論が交わされていました。
政治が向き合う現実の問題は○か×かという判断がつかないことのほうが多いと
思います。そうしたときに、どう問題をまとめ、合意を形成していくのか。
まずは争点をすべて出しつくしているからこそ、それが可能になります。
議会でも、議員同士が向き合って議論を深めることで、単なる賛成・反対だけでは
ない合意形成のステップに進むことができるのだと思います。
学生のみなさん、まずは2カ月間お疲れさまでした。
この経験をぜひ今所属するところで、また今後の仕事に活かし、自らできること
に取り組むという姿勢を大切にしていただければと思います。
皆様のコメントを受け付けております。