政治と金 money

2024/12/26

北海道特別職報酬等審議会

前回の記事を書く際に、北海道や札幌市の状況も調べていて、
北海道の特別職報酬等審議会が開催されるということを知りました。

北海道特別職報酬等審議会
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/sm/jnj/houshuutoushingikai.html

他の自治体の審議会などを傍聴する機会は多くなく、せっかくなので、傍聴してきました。

資料もわかりやすく、説明も端的ながら丁寧でした。
(比較対象が、主要8都道府県というのは新鮮でした)

審議の結果としては、
報酬については、据え置き、
期末手当については、国の特別職(国家公務員指定職に準じている)と同様の3.45月(+0.05月)とする
という結論でした。

今後は、答申を踏まえ、2月開会予定の定例道議会に条例改正の議案が提案されるようです(遡及適用)。

過去の改定状況を見ると、必ずしも国と一致していない時期(平成26〜27年)があったので、審議会終了後に担当の職員の方にお伺いしました。
すると、当時の道内の賃金の状況を踏まえ、一般職についても、人事院勧告よりも低い上げ幅としており、そうした状況も勘案し、特別職についても、国よりも低い上げ幅となったということでした。
人事委員会があるからということだけでなく、自治体としての考え方を持ち、対応しているということがわかります。

恵庭市としても、人事委員会がないということを言い訳にするのではなく、北海道や札幌市の人事委員会の調査結果を参考にするということも検討の余地があるものと思います。

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