主張 opinion
2009/12/23
ビッグイシュー
大阪の友人からビッグイシューの話を聞いて、梅田で買ったのが最初でした。
その後北海道でも販売が始まり、北大の中島岳志先生も応援しているということを知りました。
今は琴似や札幌駅などで見かけたときには買っています。
販売した収益を元に次の仕入れも行う必要があり、ホームレスの方自身が自ら考え仕事を作る必要があります。
ただ何かを「してあげる」ということではなく、雑誌を購入することによって、その仕組が円滑に動き、その一部が本人の収益となる。まさに自助を支える仕組だと思います。
地域経済のことを考えて、できるだけ地元で買い物をすること。
地産地消やフードマイレージを考えて、地元で生産・加工されているものを買うこと。
環境負荷を考えて、グリーン購入に配慮した買い物をすること。
途上国のために、フェアトレードの商品を買うこと。
どれかがよくて、どれかがだめだということではなく、
「買う」という行為にもっと意味を置くことが必要ではないかと思っています。
なぜ、安いのか。
石油資源、貧困、環境破壊、紛争。
想像力を働かせることが、それらの問題を食い止める一歩になりうる。
民主主義で投票ができるのは、数年に1度ですが、
資本主義では、日々、投票権を行使することができます。
—
ビッグイシューさっぽろ
http://bisapporo.web.fc2.com/
皆様のコメントを受け付けております。