活動報告 activity

委員会視察報告・1【神奈川県座間市】「スポーツ・健康について」
委員会視察報告・1【神奈川県座間市】「スポーツ・健康について」
議会閉会中の10月〜11月に、各委員会は4日間の日程で委員会視察を行いました。 私の所属している厚生消防常任委員会では、11/10〜13の4日間で、以下の4項目について視察、研修を行いました。 ・神奈川県座間市 「スポーツ・健康について」 ・静岡県御殿場市 「ごみ処理施設について」 ・東京都新宿区「夜間保育(24時間保育)について ・東京都武蔵村山市 「職員地域担当制について」 順次ご報告いたします。 まず1日目は神奈川県座間市の「スポーツ・健康について」。 恵庭市でも来年度、組織を変更し、学校体育以外のスポーツに関する事務を保健福祉部へ移管することとしています。 【神奈川県座間市】 「スポーツ・健康について」 研修日:11月10日 人口:129789人、面積:17平方キロ 特徴:在日米軍の本拠所在地であるキャンプ座間や陸上自衛隊座間駐屯地などが所在し、第4施設群には250名ほどの隊員がいる。 近隣では数少ない自営水道を持つ。 ― 平成23年4月に保健福祉部を福祉部(福祉事務所)と健康部(健康づくり課、国民健康保健関連)に分け、教育部だったスポーツ課を移して作られた。 第4次総合計画に基づいて、競技スポーツ、生涯スポーツを扱う。 各種健康予防事業への連携の上でメリットがある。 健康ウォーキング、水中ウォーキング、ニュースポーツ:カローリング、バウンズボールなど。 今年初めて、笹川スポーツ財団の提唱するチャレンジデーに参加し、秋田県大仙市と競った。(道内では14自治体が参加) 30-3-3(サンゼロサンサン運動) 1日30分、週3日、3カ月続けましょうという取り組みを推進している。 4年間で高齢化率は2.6%上昇。 健康診査の受診率向上の努力はしているが、なかなか難しい。 高度医療、高額医療の原因としてメタボリックシンドローム、慢性腎不全などがあるので、保健師などと連携して保健指導を行っている。 ジェネリック医薬品の勧奨を同封して啓発している。 レセプト点検は当初県下でも有数の点検効果率があったが、今はどこの自治体も力を入れている。 約93億の医療費(H26年度決算)は右肩上がりで増えている。 介護特会、予防に力を入れなくてはいけないということで、27年度から脳トレを取り入れた。 その他、神奈川県内でも健康体操は導入されている。 座間では、「WE LOVE ZAMA! 健康体操」が行なわれている。 ただし、座間の体操は介護的ではない。H14年に市政30周年の記念でwe love zamaという歌を作った。 この歌に合わせた体操を作ろうということになり、たまたまNHKの体操の藤本直美さんという人がいて、その人に作っていただいた。 普及のために市内のコミセン8館で、毎月1館あたり2回程度の講座を開いて普及に努めてきた。 2分40秒ほどの体操。 ラジオ体操第1と同程度の効果がある。 コミセン以外でも出向いて講座は開催している。 当初1回あたり21名程度から、今は1回あたり18名程度となり、微減。 (P.4写真)右上が一般的なもの、左は普及員指導。 下はサマーフェスタという健康に関するイベントで披露したときの様子。 H25→H26 回数が減っている。 当初月2回やっていたものをある程度普及が進んだということで月1回に減らした。指導者を増やしたいと思っているが、なかなか難しい。 H27からは委託事業ということでやっている。 どちらかというと健康な人が対象の体操。 介護予防でもやっているが、その中間が必要ではないかと思っているところ。 スポーツと健康のイベント →資料3 スポーツ課事業と指定管理の体育館事業の2つ。 健康サマーフェスタ 骨盤エクササイズ100名定員に121名の参加。 1教室3回程度。エアロビクス、ヨガは人気。 イベントは出前講座でもやっているが、始めた頃よりは参加者が減っている。 増員の要因は保育園のお子さんに教えたり。 自主性に任せるような形で徐々に手放すような方向を考えている。 普及活動の回数は増えている。 よかったこと、よくなかったこと、 切り離せる部分と切り離せない部分がある。 学校体育の児童生徒に関する部分は教育委員会が担っている。 体育館での公開講座、これまでは定休日があったが、今後は年末年始以外は定休日をなくしていく。観戦スポーツは、プロバスケットボールチームに都合悪い時に座間の体育館を使ってもらっている。
ふらのマルシェと演劇のまちづくり
ふらのマルシェと演劇のまちづくり
10/31〜11/1はグリーンシード21の研究会に参加をし、富良野のまちづくりについて勉強をしてきました。 10/31の研修はフラノマルシェと中心市街地活性化の取り組みについて。 マルシェ2が6月にオープンしたばかりのフラノマルシェの中を見学したのち、富良野駅周辺の通りを歩きながらまちの歴史と市街地開発のこれまでの経緯について、富良野市議の広瀬さんからご説明をいただきました。 その後場所を移して、当時担当をされた市職員の方から、富良野駅前開発の背景と、区画整理・再開発事業が直面した困難、その後のマルシェ成功との違いなどについて、思いのこもったお話を伺うことができました。 わが子に、孫に、このまちとして何を残していきたいのか。 まさに恵庭も、駅前の再開発ビルが完成をし、区画整理が進行中ですが、うまくいかなかったほうと同じ道をたどっているように見えてしまいます。 全国的にも成功例と言われるフラノマルシェですが、初動を誤った駅前開発は今も厳しい状況にあります。これを考えると、恵庭でも今後の立て直しは非常に厳しいように思います。 まなび館周辺などの「次の手」をうまく結びつけることが、その鍵になるのではないかと思いますが、そこには行政以外の主体が加わることが必要です。 -- 2日目、11/1は、全国初の公設民営劇場である富良野演劇工場へ。 演劇をつくるために造ったというコンセプトが明快な建物は、それ自体が非常に魅力的で、ここから生み出されるものもぜひ見てみたいという気持ちにさせられました。 NPO法人の富良野演劇工房が指定管理者として運営を行いながら、演劇文化の定着と人材の育成などを図っています。 これによって、外貨を稼ぐ、演劇で収入を得られる仕組みをつくるという構想は、まさに先を見据えたまちづくりであり、20年かけてこうした取り組みが進んできたということに、感服しました。 追いつくことは容易ではありません。 でも、20年後、56歳になった自分が、一歩でもそこに近づけるように、多くの方と意見を交わしながら恵庭でも取り組みます。
かしわのレポート16号
かしわのレポート16号
1週間も過ぎてしまいました…。 10/20にかしわのレポート16号を発行しまして、先週からおととい26日まで恵庭、島松、恵み野の各駅頭で配布をさせていただきました。 明日29日(金)のフリーペーパー「ちゃんと」にも折り込みをお願いしていますので、まもなくみなさんの手元にも届くと思います。 「ちゃんと」が来ていない地域や、届かないよという方にはお届けをしますので、ご連絡ください。 090−2695−2880 151016かしわのレポート16c
15.9.14 公共料金審議会
15.9.14 公共料金審議会
9/14に今年度1回目の公共料金等審議会が開催され、 (1)火葬場 (2)ごみ (3)上下水道 に関する料金の今後の方向性についての報告がありました。 資料はこちらです。 次第、(2)ごみ img1135 (1)火葬場 img1136 (3)下水道 img1137 (3)水道 img1138 公共料金等審議会は、市の諮問機関のひとつで、市がごみ処理やし尿処理、水道、下水道などの料金を決める際に意見を聞くために設置している期間で、団体選出の委員の他に市民から公募に応じた人も委員となります。 今回の報告のうち、ごみに関しては、9/3の廃棄物減量等推進審議会でも報告をされたごみ料金の検証結果が報告をされた他、 新たに火葬場の使用料の設定を行うこととその内容について、 下水道と水道の経営状況と今後の見通しなどが報告をされました。 火葬場については新たな設定となるわけですが、近隣市での火葬場廃止の方向性などを勘案すると、一定の料金設定はやむを得ない部分があると思います。 委員の方から質疑がいろいろと出ていましたが、一番の心配は葬儀が重なった際に、市外の人の利用によって市民が利用できなくなった場合の想定に関することで、担当部署としても今後検討をしていくようです。 ご意見などありましたら、ぜひお寄せください。
西紋別地区広域ごみ処理センター視察
西紋別地区広域ごみ処理センター視察
昨日は北海道若手市議会議員の会の研修で、紋別市にある「西紋別地区広域ごみ処理センター」にて視察研修を行いました。 まさに恵庭市でも最大の懸案となっているごみ処理ですが、紋別では広域の計画に基づいて、2年前に供用を開始しています。   最近稼働し始めた施設ということもありますが、恵庭市の計画と比べて小規模でありながら、トンあたりの建設費は抑えられており、長期包括的運転委託による運転管理や、最終処分に関しても屋根付きの施設で水処理のコストを抑えるなど、参考になる話が多くありました。 今議会での議論にも活かしていきたいと思います。
市町村合併の検証
市町村合併の検証
昨日8/25に札幌で開催された市町村合併を検証するシンポジウムに参加をしてきました。 合併して10年となる函館を先頭に、北海道内でもいくつかのまちが合併を選びました。 今回のシンポジウムは「法定協議会を設置したが合併を行わなかった自治体」の関係者に対するアンケートの報告を中心にしたもので、そもそも法定協議会を設置していないまちにとっては、直接関わりがあったものではありません。 ただ、今後も地方創生の議論の中で、人口減少の中での自治のあり方を考えていくときに、北海道内での合併事例から学ぶことは多いように思います。 合併を進めていく際に、総務省(旧自治省)が効果としてあげていたのは、以下の3点。 1.地域づくり・まちづくり 2.住民サービスの維持、向上 3.行財政の運営の効率化と基盤の強化 それに対して、期待した効果が得られたかということをアンケートの結果などをもとに明らかにしていくわけですが、そもそもアンケートは、自らの判断、行動を正当化してしまいがちになるということで、分析が難しいというお話も出ていました。 コメントで非常に興味深かったのは、小磯先生がおっしゃった「個別の理由とはまったく関連がない。純粋に合併しなかったということを評価している」というもので、合併をしないという「判断」をしたまちは、少なからず「自立する」ということを選んでいるわけで、その選択自体が自治を進めていくために大きな意義があったように感じました。 また、合併後に、周辺部(中心部ではない側)での不満が大きいということは、合併する、しないは別にしても、コンパクトシティ化を進めていく際に、中心部以外の市民が同じような不満を持つ可能性があるわけで、今日もお話に出ていたような具体的なサービス低下の例を参考として、着地点を探る必要があると思います。 自治、市町村合併にしても、財政的な問題にしても、外部要因に左右されずに自ら歩む方向を決めるためには、どれだけ「軸」を市民の共通認識として持てるかだと思います。 現在策定中の総合計画もひとつの契機として、そんな軸の話をしていかなくてはいけないなと思っております。
議会報告会、今後も続けていきます
議会報告会、今後も続けていきます
本日(7/22)、選挙後最初の議会報告会を開催いたしました。 実は、前任期中(と辞職後)は8回の報告会を開催しているのですが、 複数の議員による報告会のみで、私個人による報告会は初めての開催でした。 できるだけ私からの報告は簡潔に、 みなさんからの質問やご意見とそれに対する回答を中心にする、 ということで考えていましたが、参加していただいたみなさんから 多くの質問やご意見をいただきとてもありがたく思っています。 私から報告した話がごみの話が中心だったということもあって、 少しややこしい話になってしまった気もしていますが、 多くの方にはご理解いただけたのではないかと勝手に思っています。 いじめ問題に関する宿題をいただきましたので、それは次回の報告会にて 調査結果など、ご報告をさせていただきます。 今後は、場所を変えて、曜日・時間帯を変えて、継続的に開催していきたいと 思っています。 この場所でやってほしい、こういう時間帯なら参加できるということが ありましたら、ぜひ教えてください。 報告会以外でも、個別に聞いてみたいことやご意見などありましたら、 ご連絡をお待ちしております。 090−2695−2880 かしわの
公共料金等審議会の委員を募集しています
公共料金等審議会の委員を募集しています
恵庭市では現在、公共料金等審議会(以下、「公共料金」)の委員を募集しています。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1431069832332/index.html こうした市が設置する審議会などは、市の方針を決める際に、広く市民の意見を聞くために設置しているものです。 ただ、実際には団体から選出される委員がほとんどで、数年ごとに変わってしまい、市から出される難解な数字や理屈の前に、そのまま了承してしまうということが通例です。 今回大きなテーマとしてはごみの値上げがあります。 昨年の「公共料金」ですでに一度提起されていたのですが、今年の秋までに結論を出す方針のようです。 まだ議事録は公開されていませんが、先月、5/27に開催された廃棄物減量等推進審議会でも、ごみ値上げが避けられないという市の方針が再度示されています。 今回の選挙で、私はこのごみの値上げ反対を大きなテーマのひとつとして掲げ、多くのみなさんからの負託をいただきました。 もちろん今回の議会の中でもしっかりと議論をしていきたいと思っていますが、議会の多数決の場面では非常に困難な状況が予想をされます。 ぜひ一人でも多くの方に、こうした現状を知っていただき、また審議会の委員としても参加をしていただき、市民がごみを減らしたのに、ごみが値上げになるという仕組みの問題点を、ともに改善していければと思います。 昨年の「公共料金」について書いたブログはこちらです。 https://kashiwano.info/article-2113.html
議会運営委員会
議会運営委員会
本会議開催の前には、議会運営委員会が開かれ、本会議の運営を事前に協議しています。 6/5に行われた議会運営委員会で、提案された議案の取り扱いが決定しました。 詳細はPDFの通りですが、議案第3号について、非常に問題が大きいと思っています。 議案として提案をされているのは、「恵庭市保育に関する条例の一部改正について」ということで、こすもす保育園の住所の移転に関する条例改正なのですが、旧園舎から再開発ビル内の新しい施設に移ったことに伴って、子どもたちの安全な送迎の体制が確保されていません。 議会が持つ議決権の意味を考えるならば、議決してから改善すればいいという話にはなりません。 にも関わらず、議会運営委員会では、そうした問題の本質に触れることなく、「即決」(初日にすぐ採決を行うこと)を決めました。 直前のご案内にはなってしまいましたが、お一人でも多くの方に本会議を傍聴いただき、みなさんが選んだ議員・議会がどのような判断をするのかをご確認いただければと思っております。 明日の本会議は10時から市役所3階の議場で行われます。
活動報告(5月下旬)
活動報告(5月下旬)
最近の活動状況です。 まとめてのご報告となりますことをご容赦ください。 <25日> 恵庭駅西側チラシ配布。 総合計画審議会、総合調整部会傍聴。 <26日> 恵庭駅東側チラシ配布。 北海道若手市議会議員の会研修(旭川) 〜記事掲載済み <27日> 北海道若手市議会議員の会研修(東川) 〜記事掲載済み 法務局、選挙供託返還の手続き(札幌)  <28日> 恵み野駅東口、チラシ配布。 町内会福祉部の「福祉のつどい」に防犯部が共催をして、防犯講話。 今年に入り激増している振込め詐欺の最新の手口などについて、DVDを見たのち、千歳警察署生活安全課の方から恵庭・千歳で発生した状況の解説をいただきました。 <29日> 島松駅、チラシ配布。 (1)市営住宅運営委員会を傍聴。 6月の市営住宅募集状況のほか、 昨年度の市営住宅使用料の収納状況、 旭団地5号棟の改修事業、 単身用住宅に居住している複数人数世帯の入居替 などが議題でした。 http://www.city.eniwa.hokkaido.jp/www/contents/1432626610073/index.html (資料は記事の一番下につけます) (2)第2回定例議会に提案予定の議案の説明 あとで別項で書きます。 (3)新人議員説明 わずか1時間半ほどで3つの常任委員会の所管事務について、駆け足で説明。 説明も十分にできず、質疑の時間もないというのでは、非常に形式的です。 新たに議員に当選した人たちが早く戦力となることを求めるのであれば、もう少し時間をとって丁寧にやる必要があると思います。 まあ行政に求めることではないので、議会として、そのような認識を共有できればいいのですが。 <30日> (1)恵明中学校体育祭 ひさしぶりに訪れた母校の体育祭。生徒数の増加に伴う増築校舎を初めてじっくりみました。中学校の同級生にも会いましたが、20年前と種目なども少し変わっていました。(大縄跳びとか) (2)北部方面後方支援隊 創隊15周年記念式典 道内各地に展開する兵站部隊ということで、これまでも有珠山噴火の災害派遣や東北の支援、国際協力への派遣などに携わっています。 http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/7d/naloghp/index.htm (3)グリーンシード21 総会、研究会 道内市町村議員を中心にした勉強会で、以前から面識のある方も多く所属をしています。 他市町村の事例をさらにじっくり勉強するために、今回入会することにしました。 http://greenseed21.jimdo.com -- (資料) 市営住宅運営委員会資料