議会報告 report

2022/10/28

ハラスメント調査を否決する議会

昨日、臨時議会が開かれ、市長提案の補正予算と、
私たちが提案した2本の議案が審議されました。

私たちが提案した議案の内容はこちらです。

ハラスメント問題調査特別委員会の設置を提案

結果としては、2本の議案はいずれも否決されました。

ハラスメント条例を強行採決してまでも成立させたことに、
何の意味があったのでしょうか。

本会議では、調査特別委員会の設置議案に対する質疑はなく、
私たち以外のすべての会派が反対をし、否決されました。

他の議員の考えはわかりませんが、
恵義会の川原議員が行った反対討論によると、
議会としての調査はまだ何も行っていないにも関わらず、
ハラスメント行為を認め、その一方で、今の段階では
誰が対象かわからないので、事実関係を把握した上で、
対応するのがよいそうです。

大事なのは、そのどうやって、というところで、
私からすると、強制力のない調査で、どこまで事実を究明できるのか
疑問があります。

報道によると、市長から議会に対しての申し入れも
あったようなので、今後は市長に対しても、事実確認をしていく
必要がありそうです。

今回のハラスメント条例や、百条委員会設置の審議を通じ、
これまで数の力で物事を決めてきた議会の体質が、
ハラスメントにつながっているように感じています。

根本的な問題解決のためには、
議論、対話を重ね、合意点を見出していく努力が
必要ですが、道のりは遠そうです。

皆様のコメントを受け付けております。

  1. […] 現在恵庭市議会で、問題となっているハラスメント問題に関して、百条委員会の設置を否決したことは以前報告をさせていただきました。 […]

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