議会報告 report
2024/07/09
国道36号沿線で市街地拡大へ
(恵庭市都市計画図)
市は今年1月に「新市街地開発意向に係るサウンディング調査(民間事業者との対話)」を実施し、市街地拡大に向けた可能性を検討してきました。
また、昨年10月から今年の1月にかけては、企業の立地動向調査を行い、新たな工業団地の整備検討に向けた情報の収集・分析を進めてきていています。
さらには、サウンディング調査の結果、開発の可能性がある地域において、地権者に対する土地利用の意向調査も実施しています。
こうした調査結果なども踏まえ、市は「新市街地の基本的な考え方」を策定しました。
開発意向の強い国道36号線沿いを「検討区域」に位置付けし、西島松地区を主に住宅地、上山口地区を主に商業系企業用地、戸磯地区を工業系企業用地としています。今後は、この方針に基づいて、都市計画マスタープランの見直しなどを進めていくことになります。
また、市は今後の事業進捗に対応して、機動的な土地取得などを目的として、10億円の土地開発基金の造成を検討しています。
外部環境の変化に対応した攻めの姿勢は必要ですが、特定の産業・企業に依存しすぎないバランスも重要になると思います。
恵庭市の強みを活かし、景気の波に左右されない産業基盤となるよう、提言していきたいと思います。
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